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2.親子の会話
3才の子供がころんで、膝を怪我しました。大泣きしています。
親A「このくらいの傷で、泣くんじゃないの。平気よ。」
親B「大丈夫、大丈夫、痛いの痛いの飛んで行け!さぁ、もう、治った!」
親C「膝、と〜っても痛かったね。」
さて、この後、子供がスムースに泣き止んだのは、どの親だったでしょうか。
答えは、最後をご覧ください。
コミュニケーションは相手と意思の疎通がとれると、大変気持ちがさわやかになり、心の広がりを感じます。
快適なコミュニケーションは、ストレスを軽減し、能力や能率をアップさせ、自己問題解決能力をアップさせます。
さらに、思いやりの心が育まれ、気づかい力も養われていきます。
まずは、コミュニケーションの基本は「聞く」ことです。
昨年から阿川佐和子氏の著書「聞く力」がヒットしていますが、聞き方によって、相手の気持ちが大きく変化してきます。
今日は、その聞き方について、簡単に触れましょう。
聞き方には、大きく分けて3つあります。
●1つは、ただ、相手の話を相づち(ふ〜ん、へぇ、そう)を打ちながらひたすら聞く。
●2つ目は、相手が言いたいことを自分の言葉に代えて言う。
●3つ目は、相手が伝えたい本当の気持ちを捉え、それを言う。
この3つの中で、どれがベストなのか?を判断するには、相手が話す話の内容によって違ってきます。
上記の上司と部下の会話で、最も多くの方がこんな上司の言葉が欲しいと感じるのは、上司Cの返答です。
そして、親子の会話では、親Cの返答が正解です。
しかし、その他の返答が絶対に間違いとは言い切れません。が、
上記のような会話の場合、部下も子供も、問題を抱えていました。
それがポイントです。
部下は、自分の体調が悪いということ。
3才の子供は、転んで怪我をして、膝が痛いこと。
彼らの問題、その気持ちを一番わかってくれた各Cさんの返答ということです。
ですから、相手が何かしら問題を抱えている場合には、その気持ちを汲みとって、それを伝えることが、相手にとっては一番気持ちが落ち着いたり、すっきりします。
場合によっては、相手の気持ちを聞いているだけで、相手は自分の中の問題を自分で解決していきます。
これは、たとえ3歳であろうが自分の問題を解決できてしまうのです。
また、聞いてくれた相手には、信頼感も増し、よりその人に好感を持つようになります。
次回は、問題を抱えている人はどんなサインを出しているのか?
問題を抱えた人のさまざまなサインについて、お話させていただきます。
快適なコミュニケーションは、ストレスを軽減し、能力や能率をアップさせ、自己問題解決能力をアップさせます。
さらに、思いやりの心が育まれ、気づかい力も養われていきます。
そのコミュニケーションの基礎を学ぶ講座がゴードンメソッドです。
・受験勉強をしている子供
・会社で仕事をしている夫(妻)
・仲間はずれにされている友人
・仕事上のお客様
・喧嘩をしてしまった自分と相手
・遠く離れた親
・毎晩、何かに中毒(ネット、お酒など)になっている家族
本当は、もっともっと自分の気持ちを分かち合える誰かを必要としているのかも知れません。
話を聞くことで、このような方の役に立ちたいとお感じの方は、是非、いっしょに学んでいきましょう。
この講座は、コミュニケーションの基礎を学びたい方なら、どなたでもご受講できます。
ゴードン・メソッド親業訓練一般講座の開催日は、下記の通りです。
■日 時: 2014年 <全4回>
1月14日(火) 、28日(火)、 2月4日(火)、 2月18日(火)
時間:午前9:30〜午後4:30頃
■定 員: 6名様
■会 場:板橋区立グリーンホール
池袋から東武東上線で5分 下車徒歩5分
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